「戦場のメリークリスマス」エキストラ出演の思い出談

ラロトンガ島にLawranceという名前の知人がいることを思い出した。

もしかしたら、戦場のメリークリスマの映画(英題Merry Christmas Mr. Lawrance)にちなんで 名付けられたのかなあ、と想像が膨らみ、聞いてみた。


考えてみたら、彼はもう60歳近く。

映画撮影が1980年代始めだったので、全く見当違いの質問をしていたことにあとで気がついた。


でも、予想外の返答が返ってきた。


「私はその映画にエキストラとして出演したよ」


え?

それはびっくり、偶然でした!


ローレンスさんは、続けた...

Cook Islands Newsに、映画のエキストラの募集があったんだ。

戦争の捕虜のような姿に似ている人(痩せ


ている人)、3日間。日給40NZドル。

日の出前にお迎えのトラックが着て、皆で衣装に着替えた。

撮影場所は島の南東にあるトゥランギ渓谷。

いつもの見慣れた島の世界とは待った異なる非現実の世界のような景色が広がってたのを覚えているよ。

(彼は、シュールsurreal という英語の単語を使った。 超現実的な、非現実的な、非常に奇妙で理解し難い 、という意味



我々エキストラは、誰一人としてセリフはなかったし、

出番を呼ばれるまで、ただひたすら待っているだけだったけれど

良い思い出として心に残っているよ。


撮影終了後、

ラッキーなことに私はデヴィッド・ボウイ(David Bowie)をインタービューすることができたんだ。

アバルア市内にある今のThe New Place Cafe、

当時のHibiscus Restaurantで過ごした夕方のクールなひとときは今でも覚えているよ。

彼にビールをおごり、一緒に記念撮影し、サインもしてもらったさ。

恐らくそのサインは今は価値があるものになっているかもしれないね、

物置の奥にあると思うから探してみるよ。



約40年前の光景を想い起すように懐かしそうに語ってくれたローレンスさん。


「スリムでハンサムだったということもあるけれど、

もしかしたらLawranceという名前で、無条件エキストラ合格だったのかもね」


「そうかもしれないね。

若き頃の、一つの良い思い出だよ」


戦場のメリークリスマスの映画撮影の歴史は、ラロトンガ島にまだ語り継がれています。