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旗の設置でコミュニティーを守る試み

クック諸島では、ソーシャルディスタンスをリスペクトしながら自粛の日々を各自が過ごしています。その中でも、 コミュニティーの繋がりを大切にして助け合いながらこの皆が今までに経験のないようなコロナウィルスと闘うチャレンジな日々を皆で乗り越えようとしています。

その一つが、旗の設置。

コミュニティーのどこに、特に守ってあげなくてはいけない弱い立場の人々がいるのか、ということを明確にする取り組みです。 自分たちの家の前に、以下の4つの旗を立てて、コミュニティーの人々に主張します。そして、コミュニティーの人々はその家族をリスペクトして陰ながら応援します。


「黄色」の旗

・(海外から帰ってきたなどで)14日間の検疫中

・外出禁止

・訪問者も禁止


「白色」の旗

・医療サービスが必要

・病院緊急サービスに電話し、庭に白の旗を立てて目印として待機(クック諸島では住所がないから家の正確な場所を伝えることが難しいため)


「オレンジ色」の旗

・高齢者、基礎疾患がある人が住む家

・訪問は禁止

・電話で要件を伝えましょう


「赤色」の旗

・感染者がいます

・訪問禁止


島民約1万2000人の小さなクック諸島の首都。ご近所さんとは皆顔見知りという場合が多く、また島中が一つの大きな大家族、とも表現される小さな国家。

このようにコミュニティーで協力し、皆で感染を防ごう、弱い人々を皆で守ってあげようという試みに関心です。


Go Cook Islands!

We are all in this together!

Stay home & Stay safe!


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