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「ヴァカ・エイバ」最終日 島一周アウトリガーカヌーレース


Vaka = アウトリガーカヌー

Eiva = お祭り

そう、ヴァカ・エイバとは、クック諸島で一大スポーツイベントである、カヌーレースのお祭りのこと。

いよいよ今日は楽しみにしていたラロトンガ島1周カヌーレース。

外周32kmの島の周りを取り囲むリーフ外、波が高い外海を6人乗りアウトリガーカヌーで競うレース。

聞くだけでも、エキサイティングですよね!

もちろん交代なしで漕ぐのは不可能な距離。

男女混合10人チームで、カヌーを船で伴走し、勇敢にも海に飛び込み漕ぎ手の交代を行いながら漕ぎ進む。

チームごとの戦略で漕ぎ手交代のタイミング、交代の人数等を決めるよう。

もちろんサメもいる外海。

しっかりと海を確認してから、カヌー前方100mぐらいで海に飛び込む。

カヌーが近づいたら交代選手が海に飛び込む。

と、同時に海で浮きながら待っていた選手がぱっとカヌーに飛び乗る。

この交代をスムーズに、スピードを保ちながらやるのもコツのよう。

すごいなあ〜。

カッコイイ!

大会は軽快なポリネシアンダンスと力強い太鼓のリズムに包まれて、参加者は終始楽そう。

今年のレースには、お隣の国タヒチ、そしてニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、カナダのチームも参加。

そして初参加はトンガ、シンガポール。

ぜひぜひ来年は記念すべき初、日本チームの参加もお待ちしております!

現地でのアレンジ等、フルサポートいたします!

34隻のカヌーが並び、レーススタート。

陸からは残念ながら波を勇ましく漕ぎ進む、アツイ熱気を直接感じることはできなかったが、

リズムにのった速いオールの漕がれようを見ているだけで、がんばれー!と叫びたくなる気分。

レース観戦用のボートも出ているけれど、

その船に乗っているだけで船酔いをしてしまう人もいるというから、

アウトリガーカヌー選手たちのたくましさと、その戦いの厳しさがより想像つくだろう。

スタート地点から約5km、小高い岸壁、陸地からリーフまでの距離が近くカヌーが見渡せるところでレースを見守った。

想像した以上にカヌー同士の距離が開いてレースは展開していた。

オールを漕ぐ力のみではなく、海流を読み、うまく波に乗り、風を感じ、良いルートで進み、

漕ぎ手の交代を迅速に問題なく行えるか、等々様々なテクニックが勝負を左右するみたいだ。

一位は、なんと地元クック諸島チーム!

約36kmを3時間4分で漕ぎ切りました!

おつかれさまでした!

次々とゴールに入ってくるカヌー、

選手の顔は漕ぎ切ったという満足と、達成感で溢れ、皆で抱き合い、讃え合っていた。

古代のポリネシアンたちもこうして海をはるばる、危険を冒して渡っていた。

そんなロマンおも感じるこのクック諸島の一大スポーツイベント、「ヴァカ・エイバ」

ぜひ来年は日本チームが参加することを期待し、お問い合わせお待ちしております!

Vaka Eiva Official Website

http://www.vakaeiva.com/

Facebook

https://www.facebook.com/vakaeiva

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