楽園ラロトンガ島では、個人的な私有地としての”プライベートビーチ”がないので
島のどこでも、好きな気に入った場所で、思い立ったらいつでも泳ぐことができることは既に紹介しました。
そんな自由気ままな楽園でも、泳いだら罰金が課せられる場所がありました!
みなさまご注意ください。
島の中心に連なる400 - 600m級の山々から流れている無数の川があり、
それらは島民の飲料水の水源となっています。
その川に設置されている、水の取り口、
川が塞き止められ、人々に安全な飲料水を確保し提供しています。
夏日が続くこの頃、
あまりの暑さのため我慢できずになのか、
もしくはジャングルの中にひっそりと流れるどこまでも透明な水のプールに感動してか、
最近この貯水池で泳ぐ人が頻繁に目撃され、警察に通報が相次いでいるとのこと。
小さな南の島では水、特に飲料水の確保は生死に関わる大切な課題。
幸いに、雨に恵まれ、地下水が豊富で無数の川が流れるラロトンガ島は
この2ヶ月住んでいる限り、人々は水に困らない生活をしているし、
特に”節水”を心がけて様子は見受けられない。
でも、周囲32kmの限りある小さな国土。いや島土(?)
水源の汚染にはとても敏感になっているよう。
もちろん水源や貯水池には「水泳禁止」と警告する標識は立っているよう。
違反した場合は重いペナルティーがかかるとのこと。
お気をつけください。
ということで、
みなさま、ラロトンガ島にお越しの際は川ではなく、美しいラグーンで泳いでくださいね。
数多くの熱帯魚と一緒に泳ぐことができ、楽しいですよ。