クック諸島には美しい場所、景色がたくさんあり、、、
日々ちょっとしたときに出会う景色に思わず、ぼーっと見とれてしまうこともあり、 本当に何から紹介して良いか悩みますが、、、。
今日はビザ申請のために必要な健康診断の検査のためにふと訪れた、病院。
「ここは世界一美しい眺めを望む病院だよ」と、地元の人々は自慢します。
小高い丘を車で登り約1分。到着!
そんな病院からの眺めは、、、、
じゃじゃ〜ん、、
見てください!
トロピカルガーデンの向こうには、水色のラグーン。
そして、リーフの白の波が立ち、その奥はどこまでも青く輝く太平洋が広がり空と混じる青のグラデーション!
新鮮な南太平洋の潮風の空気、緑とトロピカルの花々、そして光り輝く大海原。
まさにここは世界中で一番美しい景色を望む病院かもしれない。
ここに数日いれば、自然と病も治る?なんて。
ここはラロトンガで唯一の総合病院。(小さなプライベートクリニックはいくつかあるよう)
一通りの設備は整い、ニュージーランドからの様々な専門医も交互に訪問診察に訪れ島民の医療に携わる。
赤ちゃんの泣き声も奥から聞こえてくるから、出産もここで行うのだろう。
丘の上に建つ、白壁が美しい、平屋の病院。
「あ、救急車が到着した!急病人か!」
と思ったら、案の定サイレンも鳴っていなく、、、あれ?
「あはは、スタッフがティータイム休憩時間に家に帰り、戻ってきたんだと思うよ」
と、受付の女性が私に微笑む。
救急車も自家用車利用、か。
恐らく救急車の依頼の緊急電話も滅多に鳴らないんだろうな。
ラロトンガ島ののんびりさをまた感じた。
ちなみにこの病院は、立地的にも丘の上にあり他の施設から離れているため
以前は感染病患者を隔離する特別病棟として利用されていたということです。
津波や浸水等の水害に備え、近年この丘の上に島の病院が移転したそうです。
クック諸島滞在中、
どうか救急車や病院のお世話になりませんように、と願いながら丘を下った。