2011年の3月25日に日本国は、クック諸島を国家承認しました。
今日はその6周年記念 日。
おめでとうクック諸島!
まだ「クック諸島」という国が日本で正式に利用されるようになってからたった6年。
私たちが学校で世界地図を見ていた時には、記載されていなかったクック諸島。みなさんの周りにある世界地図を眺めても、未だに、クック諸島が載っている地図がないことも多い思う。
”クック諸島”という国名すら聞いたこともない、という人たちが大半であっても不思議なことではないなあ、とふと思う。
でも、クック諸島に暮らしていると、「日本に行ったことがあるよ」という人に結構出会う。年代は広く、リタイヤした世代から、今の学生まで。
・若い頃ダンサーとして数ヶ月滞在したよ
・看護婦の研修で半年間病院で働いたよ
・太平洋諸島の学生を招く会に招待され、ホームステイをしたよ
・フクオカに行ったことがあるよ
・沖縄で行われた会議から戻ってきたばかり
私たち日本人にとっては馴染みのないクック諸島。
しかしクック諸島の人々にとってジャパンは
随分前からとても精神的に近く、
でも憧れの遥か遠い島国、と感じているように見受けられます。
日本にとって、クック諸島は193番目に承認した国、ということです。
以前は「ニュージーランドの自由連合関係にある地域」として捉えられていました。
その名残で、実は、未だにクック諸島は在ニュージランド日本国大使館が管轄しています。
そして、現在クック諸島は45カ国と外交関係を結んでいます。
今後この南太平洋の真ん中にポツンと浮かぶクック諸島、
そしてそこに住む魅力的なポリネシアの人々とのその自然と文化の素晴らしさが
日本の、いや世界の人たちに届くようになればいいなあと、遠いクック諸島から思いを馳せています。