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赤に染まるクック諸島の朝

  • 執筆者の写真: Sakiko
    Sakiko
  • 2017年3月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年1月27日


目覚まし時計に起こされる前に、気持ちよく目が覚めた。

フレッシュな朝の空気、波の音、そしてココナッツの葉が風に揺れる音に誘われながら

浮かれる気分で、

日の出前の薄暗い中、ビーチへ散歩に出かけた。

東方向遥か遠く、見ることはできないタヒチの島々の方角から流れてくる波。

その水平線から今にも顔を出そうとしている朝陽。

Land of the rising sun、日出ずる国日本。

太陽は世界を照らし、 そして地球上で一番最後にクック諸島に届く。

日本との時差が19時間あるため、

日本の皆さんが一日を終えたころに、

ほぼ一日遅れてクック諸島にいる私たちは、その過ぎ去った日を過ごしている。

いつ考えても、なんとも不思議な感覚だ。

まるで夕焼けのように、空が美しく赤色に染まるサンライズ。

こんなにゆっくりと、しかも平日の朝に、朝陽が昇る美しさを感じることのできる喜びに幸せに浸りながら、

しばらくビーチを散歩した。

「ヤシの木さん、朝陽を浴びて早く大きくなってね」

と、話しかける娘。

鳥たちも空を元気に舞い、

まるで眠っていた山々を起こしているようだ。

ふと足元を見たら、

1匹の大きなヤドカリが、一生懸命に歩いていた。

私の視線に気がついたら、ぱっと隠れ、、、

しばらくしたらまた、ちょこよこと歩き出し、朝から大忙し。

毎朝、ラロトンガ島の東側ビーチに住んでいるヤドカリたちは

まるで毎朝、クック諸島に昇る、赤い朝陽のサンライズショーをみているから、

同化して身体が赤くなってしまったのか、と、でも想像してしまうような、みごとな赤色ボディ。

自然のドラマを全身で感じて、気持ち良い一日が始まりました。


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