クック諸島首都アヴァルアがあり、ゲートウェイとなるラロトンガ島。
1周32kmで、50分もあれば一周できてしまうコンパクトさ。
思い立ったら、島のどこへでも約30分もあれば到着することができる快適な環境。
さて、今日は時計回りでドライブしようかな?それともちょっと通り道して反対周りで行こうかな?とはよくある話。
島には信号機は1機もなし。
住所のシステムなし。
友人の家に行く際、”あなた家はどこ?”と訪ねた際にはこんなような
趣向を凝らした説明の返答があり、私は探偵のように島を巡っています。
“xxx村のooo店の角を島の中の道に入り、最初の角を曲がって、しばらく進んだら大きなココナッツの木があるからそこら辺よ”
“xxxx小学校を通り過ぎて、小さな墓地があり、つい最近新しくたったばかりの家がある付近よ”
“xxx村のooo教会を通り過ぎて、しばらくしたらサツマイモを埋めたばかりの畑があるから、そこを右に曲がって突き当たりの家だよ”
“xxx村のピンク色の壁の家。庭に大きなアボガドの木があるから"
こんな感じで、島の人たちは目印を教え合っています。
私も迷って、困り、たどり着けなかったことはないので、やっぱりコンパクトで心地良いサイズなのだと思います。
そんなクック諸島は15の島で成り立ちます。
そのうち人が住むのは13の島。
陸の面積は合計236㎢。
この大きさは、なんと世界で8番目に小さい陸面積の国、ということです。
小さいけれど、海、山、文化、人々と魅力がぎゅっと、ぎっしりと詰まったクック諸島。
そして、小さいからこそ、どこにでも快適にたどり着けるコンパクトさ、
人々との出会い、そして思わぬ再会あることがクック諸島の旅をユニークかつ豊かなものとしていると思います。
クック諸島に住んで5ヶ月。
私もすっかりクックマジックにかかっています。 この美しいスペシャルな島に一気にたくさんの人が押しかけてもチャームに欠けるので、
少しずつ、本当に旅が好きな方、こだわった旅を求める方たちに広めていけたらと日々思っています。
でも、
やっぱりクック諸島って小さい国だったんですね(笑)
以下は、参考までに世界の小さい国トップ10
面積の小さい国
順位 国名 面積(km2)
1 バチカン 0.44
2 モナコ 2
3 ナウル 21
4 ツバル 26
5 サンマリノ 61
6 リヒテンシュタイン 160
7 マーシャル 181
8 クック 236
9 ニウエ 260
10 セントクリストファー・ネーヴィス 261
ちなみに日本は136位とのことです。
136 日本(注) 377,930