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アイツタキ島でも開催!建国記念日お祝い週間のレポート


テ・マエヴァ・ヌイ祭りで盛り上がっていたのは、首都のあるラロトンガ島のみではなかったようです。

クック諸島の人々にとって最も大切な祝日のひとつ、「建国記念日」である8月4日を含んだ1週間はクック諸島の各島で同じように、歌と踊りに包まれたお祭りが行われたということです。

ラロトンガ島から国内線で50分。

一日に3-5便のフライトで繋がれている旅行者の皆様にとってはいちばん親しみのある、

アイツタキ島で行われたお祭りの様子を今日はお伝えします。

アイツタキ島建国52周年イベント

Aitutaki Constitution Celebrations

2017年7月28日から8月3日

今年のアイツタキ島に迎えたVIPゲストは、お隣フレンチポリネシアから。

その美しさは、アイツタキ島と同じく、世界的に有名な島、、、、、、、

はい、ボラボラ島からのお客様でした。

ボラボラ島のMayorご夫妻が、ダンスグループと共にいらっしゃりました。

(Mayorは市長さん。でもこの場合は”島長さん”と訳したほうが良いのでしょうかね?)

古代ポリネシアの伝統的な歓迎式典、

’’足を地面に付けずに、神輿のように担ぐ”という儀式が再現されました。

他の島から来たチーフが、

自分たちの島に足を一歩踏み入れたら、その土地の所有権を取られないように、、、

という史実に由来し、現代でも引き継がれている、最大の敬意を示した歓迎方法とのことです。

< プログラム >

7月28日(金) 開会式&パレード

12:00 オープニングセレモニー

12:30 パレード

7月29日(日)ゴスペル&フィッシングコンペティション

18:30 フィッシングコンペティション

19:20 Choir ゴスペルの歌声(讃美歌)

20:30  Imene Tuki ゴスペル(クック諸島の伝統的な祈りの讃美歌)

21:30 表彰式

7月31日(月)マーケットデイ&バンド演奏

6:00 フィッシングコンペティション、魚の計量

7:30 島のママたちにより、フィッシングコンテストで収穫した魚を利用したBBQのふるまい

10:00 市場マーケット開始

18:30 ファッションショー

20:00 ウクレレ演奏&歌の島バンドの演奏大会

面積 18.3km2、 人口 約2,000人。

ラグーン周囲約45km、深さは約1m – 8m 中心地のアルタンガは、役所やお店がまばらにある、’’町”と表現するにはとても似合わないぐらいの規模。

とても小さな&のどかな島の島民一同挙げて楽しむ、お祭り。

一年に一度盛り上がり、連日楽しいイベントが続く1週間は、

旅行者もまるで親族のようにお祭りの会場にウェルカムされ一緒に楽しむことができるようです。

8月1日(火) ダンスショー

19:00  UTE

20:00  ボラボラ島からのゲストダンスチームの演技

20:30  ポリネシアンダンス

8月2日(水) ダンスショー

19:00  PEE

20:00  ボラボラ島からのゲストダンスチームの演技

20:30  ドラムダンス

8月3日(木) ダンスショー&表彰式

19:00  TANGI KAARA

20:00  ボラボラ島からのゲストダンスチームの演技

20:30  表彰式

今年は、アイツタキ島の各地域にて構成された4つのダンスチームが作られました。

各チームが知恵を振り絞り、

選曲、ダンスのリズム・振付・構成、伝統的なアイデアと現代をミックスし工夫した手作りの衣装を

披露し、競い合う1週間。

見ている人たちも楽しい、

そして、ステージで踊る人にとっては更に楽しい1週間。

ラロトンガ島のテ・マエヴァ・ヌイ祭りよりも、

島の人々がさらにリラックスして、みんなで楽しんでいる”アイランドスタイルの空気”様子が写真から伝わってきます。

アイツタキ島のお祭りの写真は、

アイツタキ島在住のアマチュア写真家PAUL KNIGHT PHOTOGRAPHYにて紹介されています。

私は個人的に、

心も広く、そして身体も大きく、島のおおらかなママたちの演技が大好き。

もう楽しくてしょうがない。

リズムを聞いていたら、もうじっとしていられず自然に身体を動かし踊りたくなってしまう!

という、気持ちがじわじわと伝わってきて

見ている人たちも幸せを分け与えてくれるような演技。

ポリネシアの島々に息づく伝統文化と、

人々の暮らしにどっぷりとつかり、触れることのできるスペシャルな体験となること間違えなしですね。

まるで時代を越えて、タイムスリップしたような心地になるかもしれません。

そんな、クック諸島の離島で行われるお祭りに合わせた旅も思い出に残る旅になると思います。

今後数年間のお祭りの時期は既に発表されていますので、今後の旅の計画のヒントとされてくださいね。

2018年 Te Maeva Nui祭

7月27日から8月4日の9日間

2019年 Te Maeva Nui祭

7月26日から8月5日の11日間

2020年 Te Maeva Nui祭

7月31日から8月8日の9日間

2021年 Te Maeva Nui祭

7月30日から8月7日の9日間

また、建国記念日に合わせてクック諸島に来ることができなくても、ご安心ください。

オンラインでラロトンガ島のお祭りの舞台の様子は世界に向けて中継されますので、

太平洋の真ん中に浮かぶ小さな国家、クック諸島にて現在でも続くポリネシアンダンスの舞、

アツイ人々の様子を少しでも多くの人にご覧いただけましたら嬉しく思います。

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