クック諸島付近の暖かで安全な海にて子育てをするために集まるザトウクジラたち。
そう、6月から10月は旅行者たち、そして何よりも島の子どもたちがワクワクするクジラシーズンです。
先週にクジラを見たのが今シーズン最後だったかもしれません、、、
もう多くのクジラは島を離れて南極へ旅経ってしまったようです。
私にとって初めてのクジラシーズンを振り返ってみたら、
シーズン初めはあまりクジラを見ることもなく、、、
でも、10月は豪快にジャンプする様子が頻繁に目撃できました。
そして、その姿は新聞やソーシャルメディアで頻繁に取り上げられていました。
子くじらたちが順調に成長し、しっかり大きくなってきている証拠だったのかもしれません。
お母さんクジラの真似をしてジャンプしたり、
続くように小さくかわいくブローしたり、ヒレを海面に激しく打ち付けたりする微笑ましい姿が陸からも見ることができました。
南極に旅立つ準備が整っていることを私たちにしっかりと示している姿だったのかもしれませんね。
10月上旬に海洋生物学者の方が
「もう南極に帰り始めているくじらたちもいる」、と語っていました。
11月上旬にはすっかりとみな旅立ってしまうようです。
島を一周するメインロードを爽快なドライブ・ウェイ。
いつ、どこでジャンプするクジラが現れるかドキドキしていた日々も来年までお預けです。
まとめ
・クック諸島のザトウクジラシーズンは6月から10月末
・クジラが頻繁に観察できるのは9月と10月(2017年の場合)
・目撃できるお勧めの場所はラグーンが近く、見渡せる場所
1.ブラックロック、 2.エッジウォーターホテルなど島の西側のホテル&ビーチ
・ホエールウォッチングの船も不定期で夕方に出向することもあります
・クジラに近づくことを目的にしたダイビングは行っていませんが、運が良ければくじらから接近してきます。
ぼく、今年は84回もくじらを見たよ!
と、ある男の子が目を輝かせて私に語ってくれました。
海を愛し、海を守る子どもたちがクック諸島からたくさん育つことを祈ります。