「あれっ?
バレンタインデー今年はもう終わったと思ったら、また今日もバレンタインデーなんですね。」
「今年は妻に2度もバレンタインデーのディナーをご馳走することになってしまったよ」
と、茶目っ気たっぷりで語ってくれたご年配の旦那様。
一体何を言っているんだろう?
と思い、カレンダーを見たらやはり2月14日、バレンタインデーの日でした。
海外にボーイフレンドがいる同僚の机には
国際宅配便で花束が届けられた。
嬉しそうにメッセージを読む姿は、かわいかった。
「昨日オークランドで夕食を食べに出かけたら、
どこのレストランも予約で満員で、困ったんです。
気が付いたら2月14日、バレンタインデーだったんですね。」
街行く人たちは、
花束を手に持った人が多かったよう。
きっとクック諸島では感じられない、都会のバレンタインデーの雰囲気だったのだろう。
「なんとか、夕食を食べ、ホテルに戻り寝て翌朝、飛行機に乗って、クック諸島に来たんですが、、、
ここでレストランでまわりを見渡してみたら、あれ?と。
時計で時間を確認し、ウェイターに今日は何日かと聞いたら、また2月14日、バレンタインデーだったんですね!」
なるほど。
はい、私もよく混乱し、間違えます(笑)
ニュージーランドとクック諸島は、
国内線のようにあっという間の3時間半のフライトで結ばれています。
でも、その間に日付変更線を越えるため、大きな時差があります。
サマータイム中のニュージーランドとの時差は現在23時間。
ほぼ1日異なります。
なので、ニュージーランドからクック諸島に来るときは、もう一度昨日の1日をリピートするような感覚。
ニュージーランドに戻るときは、丸1日失うような時差を越える旅となります。
実際体験してみると、
とても不思議な時差を超える旅です。
2018年は特別に2度もバレンタインデーディナーをお楽しみいただいたご夫婦。
いつまでも、お元気で世界を旅されてくださいね。
以下写真は、ラロトンガ島の海に沈むハート。
どこにあるか、わかりますか?
Happy Valentine's Day!