昨年10月にニュージーランド首相に就任したジャシンダ・アーダーン氏。
就任時には世界最年少の女性リーダーであることが注目されました。
また、就任3ヶ月後に妊娠を発表し、任期中に6週間の産休を取るというニュースがまた、世界を巡ったと思います。
現職首相の出産は1990年に第2子を出産したパキスタンのブット元首相以来、歴史上二人目とのこと。
美しい容姿からもさらに注目を引くアーデーン首相。
The Pacific Resetという政策の元、
ニュージーランド付近の太平洋諸国をニウエ、サモア、トンガを歴訪し、
最終の目的地はクック諸島。
このところ、
いつもは閑散としている国会議事堂の周りがざわざわしていたり、
綺麗に整える庭技師さんたちの姿が見えたりと、ああアーデーン首相を出迎える特別な準備を整えているんだなあ、と感じていました。
そして、3月6日の夜、大きな政府専用機でラロトンガ空港に到着しました。
Photo © Cook Islands Ministry of Foreign Affairs
Pacific Reset
太平洋地域のリセット
太平洋の島々に着々と進出し、存在感が徐々に大きくなっている中国を意識し、
太平洋諸国のバートナーとしてニュージーランドの位置を再確認すること、、、
そんな声も聞かれましたが、実際はどうなのでしょうか。
Photo © Cook Islands Ministry of Foreign Affairs
アーデーン首相一行は
クック諸島ヘンリー・プナ首相、
そしてダンサーたちの軽快なリズムと踊りに出迎えられました。
これから2日間、ラロトンガ島のにて分刻みのスケジュールやイベントが用意されているようです。
島の人たちの話題はアーデーン首相のことばかり。
そしてどことなくそわそわ。
特別な2日間になる予感です。