朝起きて、キッチンの窓から庭を覗くと、
芝生の真ん中に、何か大きな塊がゴロっと転がっているのが見えました。
直径30cm以上の、何かの大きなかたまり。
色は茶色?クリーム色???
いつも庭を忙しく動き回り、
一生懸命につつきながら食べ物を探している鶏たちも、
この塊を気持ち避けて動いている???
何だろう?
少し、遠目に観察してみても、
塊は動かない。
何かの大きなごみが風で飛んできた?
鶏の死体ではないようだ、、、。
何だろう?
びっくりする答えは、
豚の頭でした!
しっかりとした大人の豚のあたま。
しかも、落ちている塊がそれと理解するまでに少しの時間が必要でした、、、。
近所の人に尋ねると、恐らく犬たちがどこからか拾ってきたのだろう、と。
クック諸島の人々は、
豚を家畜としてよく飼っています。
庭の隅の大自然の中にこんな風に豚小屋があったり、、、
ドライブ中にこんなかわいい通行人に道を遮られたり、、、
散歩中に、一緒に歩いてくれたりと、
かわいい子ブタちゃんにはよく遭遇します。
お肉が大好きな島の人々、
豚肉は大ご馳走。
丸焼き、ウム料理で蒸し焼きにしたりとは、
イベントや親族の集まりで定番のメニュー。
その度に、男たちが庭の豚の中からちょうどよい大きさの豚を選び、料理します。
そんな、島で大切に扱われているご馳走の豚さんの頭が、
どのような経緯であろうとも、私の庭に突然転がってきてしまったのはびっくりでした。
こんな落し物は、島生活ならでは。
でも、処理が大変だから
これが最初で最後の落とし物となりますように、、、