クック諸島は世界中で最も大陸から離れている島の一つ、ということもあり
海外から運ばれてくる”輸入品”は、輸送費が追加されるので高めの、“離島価格”になっている、と思います。
大きな貨物船でニュージーランドから2-3週間に1度ぐらいの頻度で、定期的に多くの品物が運ばれてきます。
地元のスーパーが少し品薄になってきたなあ、と思ったら
もうすぐ貨物船が到着するサイン。
飛行機でも毎日数便オークランドと結ばれているため、
新鮮な野菜&果物などが届いたりしています。
もちろん、空輸されたものは高い”空輸輸送費”が追加されているので、値段を見てびっくりすることもあります。
例えば、スーパーで
カリフラワーが1株、14NZ$。約1,030円、びっくりですね。

のんびりした、島暮らし。
夕方に散歩をしていたら、
近所の方が庭に実っているパパイヤやオレンジを分けてくれたり、
釣りたての魚の切り身のおすそ分けともらったり、、、そんな風に日々の生活が成り立っています。

さて、
今月初め、7月1日より最低賃金がNZ7$からNZ7.25$に引きあがりました。
換算すると時給は約540円。
決して高くはない数字だと感じています。
比べてニュージーランドでは、今年4月1日から最低時給がNZ16.5ドルとなっているため、クック諸島の倍以上の額。
クック諸島の国民1万8000人の5倍、いや6倍以上のクック諸島人が
実はニュージーランドに住んでいる。そして若者の流出が止まらないという国が抱える問題も納得がいきます。

実際に生活している中で、島は予想以上に豊富に揃っていると私は感じています。
また、クック諸島は太平洋の島国の中でも豊かで恵まれた国のひとつであると聞きます。
そんな島暮らしの物の値段の目安を以下にお知らせします。
ミネラルウォーター 1.5L, 3 – 4.5NZ$
フルーツジュース 1L, 4-5NZ$
加工牛乳 1L, 2.5 – 3NZ$
アイスクリーム 2-4NZ$
食パン 5NZ$
マーケットの野菜など
パパイヤ 1つ、 2-3NZ$
キュウリ 1本、 1-2NZD$
アボカド 1つ、 2-5NZ$
キャベツ 1個、 6- 12NZ$
卵1ダース 7-9NZ$
飛び魚 5匹、 10NZ$
マグロなど切り身 1kg, 20-30NZ$
レストランの価格
サンドウィッチなどの軽食ランチ: 10 – 20NZD
ディナーの前菜: 10- 25NZ$
ディナーのメイン: 20-85NZ$
どうですか?
思ったより安い?ですか?
ちなみに、クック諸島は旅行者への上乗せ料金がなく、ツーリストも、ローカルも同じ値段でショッピングします。
よって、値段をねぎったりする交渉する必要がないのは嬉しいです。
そしてチップ制もなく、また、人々は全くチップを期待していないので
気を遣うことがなく旅行を楽しむことができるのも安心ですよ。