今、私がいるマンガイア島は、クック諸島で2番目に大きな島。
と言っても、世界地図には載らないぐらいの小さな島。
1周30km弱、島民400名、年間訪れる世界中からの観光客は100-200名ぐらいの、まさにザ・南太平洋の島だ。
このマンガイア島の人々の暮らしをこの数日間覗かしてもらい、一緒に島を歩き&ドライブして過ごしている。
まさに大自然の中に人間たちが生かしてもらい、自然と共に生きていると感じた。
豚や山羊の家畜を育て、海に漁に出かける。
山に入り、タロイモを育て、フルーツをもぎ取る。
一日の仕事を色々と終えて、夕暮れ時に家に向かう時のトラックの荷台は
あっという間に様々な食べ物でいっぱいになっていた。
週末。
夜明けと共に海に漕ぎ出して捕まえたキハダマグロ。
銃を持って山に入り、捕えた野生のヤギ。
畑から採れる数々の野菜。
海と山の恵みの食材をポリネシアの郷土料理、土を掘って作る蒸し焼きオーブンのウム料理。
椰子の木に囲まれた庭で、潮風を浴びながら家族総出で準備して、親族&知人も加わって食べる。
Are mai!
アレマイ!
おいでよ、一緒に食べよう!
食べきれない量のウム料理は、道を通りがかる人々、皆に声をかけてシェア。
まるで島中が皆大家族のよう。
お腹も心もいっぱいの1日が今日も終わろうとしています。
4月22日、
地球のことを考えて行動する日「アースデイ」。
地球の豊かな自然の中で、
人間らしく生きているマンガイアの人々と出会えたことは、私にとっても忘れることのできない経験となりました。
この島の電力は全て太陽発電でまかなわれています。
数少ない街灯もソーラーパネル発電。
一歩外に出ると満点の星空。
マンガイア島では毎日がアースデイです。