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マルマルアトゥア号 無事にラロトンガ島へ帰還


オークランドから19日間の海のヴォヤージを終えて、

マルマルアトゥア号が無事にホームである、ラロトンガ島に帰ってきました。

本当に、帆船で大海原を渡ることが出来る!ということを

クルー自身、その家族、親族、知人を通して、ポリネシア人としての意味あることを私たち皆に教えてくれました。

歓迎セレモニーが行われる朝、

ワクワクして朝早く向かった港。

遠くに見える帆船。

力強く、且つ穏やかに浮かぶ、マルマルアトゥアの姿を見て思わず感動しました。

本当に帰ってきたんだ!

おかえりなさい!

マルマルアトゥア号、

そして勇敢な14名のクルー達を島の人々が集まり歓迎しました。

ラロトンガ島のアリキ(酋長)の一人が帆船を島に迎え入れ、歓迎するセレモニーがスタート。

島の女性達が歓迎のコーラスを歌い、花&葉の冠、首飾りが次々とかけられ、

新鮮なココナッツジュースが手渡される。

まるで歴史舞台そのもの。

きっと数百年前も同じように行われていたのでしょう。

首相の挨拶で心に残ったフレーズは、

「我々は海の民 We are ocean people。

ヴォヤージする民ということをこの帆船は物語っている。

マルマルアトゥア号はただの帆船ではなくそれ以上の意味を私達に語りかけてくれる」

19日間、一切陸地を見ることのなかった旅。

荒れた天候の日もあり、クルー達で皆振り落とされないようにしがみついていた日もあったとのこと。

本当に、お疲れ様でした。

そして、この帆船が、今後ラロトンガ島を拠点に様々は場面で活躍することを願います。

以前のように、観光客を乗せたクルー体験も再び復活する可能性台ですので、好御期待!

この日は、大きなカイカイが港で用意されました。

Kaiとは、マオリ語で食べるという意味。

Kaikaiで、食べる、食事をとる、宴会する、という意味。

19日間の船旅の労を報いるような大きなビュッフェが広がっていました。

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