クック諸島で間近に見ることができ、チャンスがあればシュノーケリングで一緒に泳ぐことができる!という情報が広まり嬉しく思います。
では、いつ行けばザトウクジラに遭遇できる可能性が高いのですか?
せっかくクック諸島にくるのだから、絶対見たいのので、気になりますね。
自然のことなので断定はできませんが、私が数年観察し、分かる範囲でお答えいたします。
クック諸島への旅の計画に少しでも参考になりましたら幸いです。
クック諸島に訪れるザトウクジラは、南極から北上します。その距離約6000km。いったい何日暗い泳いで到着するのでしょうかね。
さて、
温かくて安全なクック諸島近海の海で子育て、求愛のために訪れます。ラロトンガ島&アイツタキ島でザトウクジラたちの姿を目撃することができるのはおおよそ6月中旬ごろから。でも、昨年は少し遅く7月下旬頃でした。
8月&9月は陸からもよくブリーチングの姿を見ることができます。ぼーっと海を眺めるのがワクワクする時期です。
気持ち涼しい南国の冬の時期が終わり、気温が高くなる10月に入ると、そろそろザトウクジラが南極に戻る時期。
でも、今年はクジラたちも少しゆっくりしているようで11月に入ってからもザトウクジラ目撃情報が多々あります。
ザトウクジラのお母さんの子育てが一段落し、子クジラたちが元気に一人前に泳ぐことができるようになった時期に、よりクジラたちの姿が見ることができると感じています。
よって「8月中旬から10月初旬」が私の一番のオススメの時期です。
この時期は、陸からでも、母クジラと小クジラが寄り添うように泳いでいる光景を見ることができます。お母さんに続いて小さくブリーチング、尾びれを一所懸命叩いて見たりなど、ああ、泳ぎ方を教えているんだなあ、と微笑ましく感じています。
自然とすぐ近くに暮らすことができるクック諸島くらしの一つの宝物です。
繰り返しとなりますが、ザトウクジラは野生の生き物なので100%保証することはできません。また、近年の地球温暖化の影響でクック諸島の海にも今までに見ることができない変化が見え始めています。
でも、クック諸島の旅の計画の一つのヒントになれば幸いです。
これは私の家の前のビーチから光景。
ザトウクジラたちが、まるでさようならと言っているような朝でした。
また来年の6月に無事にクック諸島まで帰って来てくださいね。
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