今年、2021年は日本とクック諸島国交樹立、10周年記念のお祝いの年です。
コロナウィルスの影響で国境が閉まり続けていたため、
記念式典ができるかずっと不透明な状況が続いていましたが
5月中旬にNZとのトラベルバブルが始まったため、実現しました。
2019年3月にクック諸島の国境が閉まってからの、初の外交団として、
在NZウェリントン日本国伊藤大使がクック諸島にお越しいただきました。
8月4日の建国記念日のイベントにご臨席後の翌日、ラロトンガ島市内にて式典が行われました。
伊藤大使の挨拶、
小さい国であるクック諸島との友好関係、そして協力関係も引き続き継続するという誓いに続き、
皆でお酒で乾杯!

ブラウン首相をは、日本を大切なパートナー国として認識している。
草の根無料資金協力として、主に離島の人々の暮らしを大きく改善することができた。
また、コロナウィルス対策として病院設備アップグレードのために
いち早く資金提供してくれた国の一つだ、と。
そして友好関係は1990年代に多くのダンサーたちが日本で踊っていた、
様々な技術的な研修で日本を訪れたという多くのクック諸島の人々が培った土台がすでにある、と。
両国の国旗が凛として掲げられた空間。
クック諸島と日本の10周年うち、その半分の時をラロトンガ島で暮らし、
多くの人に支えてもらいながら、一人の日本人として生き、見届けたという実感。
日本とクック諸島の歴史を築き上げる、この特別な空間に立ち会うことができたことを嬉しく感じました。
君が代の斉唱。
おそらく、クック諸島初だと思います。
そして、クック諸島のダンス披露へと続きました。
会場には、私たちが作り上げた千羽鶴も飾っていただけました。
「コロナウィルスで苦しむ世界が早く終わり、世界の人々がまた一つになる日がいち早く訪れますように... 」との願いが込められています。
現在世界を取り巻いているコロナウイルスの状況が一刻も終わり、
日本とクック諸島の人々の交流が再開することを願います。
今後の目標は、
クック諸島と姉妹都市交流して、民間の人々の交流を広めて行きたいなあ、と
現地在住日本人で夢を膨らませています。
日本の小さな島、村で興味がある方がいましたら、ぜひご連絡いただけたら嬉しいです。