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世界で11ケ国のみがコロナ感染者ゼロ クック諸島も含まれます

エープリルフールの今日4月1日。

毎年、クック諸島の唯一の新聞Cook Islands Newsは、笑わせる面白いジョークでトップページを飾ってくれるけれど、今年は今の状況を考慮して慎みます、と事前告知がありました。情報が錯綜している今日、皆の混乱を招かないためにも賢明ですね。


さて、

この7日間, クック諸島は国境を閉鎖しています。

ディフォルトで、世界の中で最も大陸から遠い国の1つ、という立地。

元々、海の孤島でしたが、さら世界から遠く離れてしまったような心地です。

一番最近のフライトは、3月23日のオークランド便。

この便で帰国した63名は帰国後、保健省モニターによる自宅隔離14日間を過ごし中です。

そして全員がコロナウィルスの陽性検査を受け、今までの合計275人の検査、全てが嬉しいことで全てネガティブの結果だったということを首相が夕方のニュースで国民に報告しました。


振り返れば、夕方6時にラジオをつけて、

首相や、財務大臣など政府からのアップデートに熱心に耳を傾けるという生活もすっかり日常となったこの頃。(我が家はテレビがないため。またインターネットで同時中継もあるけれど、通信環境が悪く途切れることもあるので、ラジオ放送が一番確実)


コロナウィルスによる暮らしの変化、こうやって考えると色々あるなあと思います。


これで、現在は、クック諸島はコロナウィルス感染者がゼロである可能性が大分裏付けられてきました。 3月31日現在、世界中の215の国&地域で感染者の確認がゼロの国はなんと11カ国とのこと。私が少し世界のニュースを見ない間に、南米、アフリカの隅々まで広がっていたこと、全く知りませんでした。 コロナウィルス感染者ゼロの国 / COUNTRIES WITHOUT CONFIRMED COVID-19 ・クック諸島 / Cook Islands ・ミクロネシア連邦 / Federated States of Micronesia ・キリバス  / Kiribati ・マーシャル諸島 / Marshall Islands ・ナウル / Nauru ・ニウエ / Niue ・パラオ / Palau ・サモア / Samoa ・ソロモン諸島 / Solomon Islands ・トンガ / Tonga ・バヌアツ / Vanuatu  出典:Source: Worldometers.info – March 31, 2020



太平洋の島国ばかりですね。 全て世界中から旅行者が訪れる観光立国が多い中も、早い段階で国境コントロールしたことが功を得たのでしょう。


人口が少なく、立地条件から医療設備も満足でない国が多いため、引き続きこれらの国々がコロナウィルスフリーであり続けることを願います。そして、感染が広がる国々の状況が一刻も早く、収束することを願うばかりです。

そして、この11ヶ国の中にクック諸島が含まれていること、嬉しく思います。 お隣のフレンチポリネシア(タヒチ)には感染者が出てしまっているため、一時期は国中に緊張が走りましたが、クック諸島政府は週1往復するパペーテの直行便を直ぐに運休としました。迅速な対応に私たちも安心しました。


クック諸島を世界と結ぶ、ジェットスター、ヴァージンオーストラリア、エアータヒチがすでに運行を見合わせているため、現在ラロトンガは週1, 2便のニュージーランド航空便のみで結ばれます。これも、NZが現在ステージ4、全土ロックダウン中で人の動きが厳しく制限されています。そのため、しばらくは医療&食料などの物資のみがラロトンガ島に運ばれるとのこと。また、「明日予定されていたフライトがキャンセルになった」ということも、普通にあります。本当に今は、何事も普通でない日々です。色々なことがバタバタ、次々に変化しています。臨機応変な対応、というのがこれ程まで似合う日々は今までなかったかもしれません。


さて、ニュージーランドから届く多くの日常用品&食料によって支えられているクック諸島の人々の暮らし。タンカー船の運航は通常通り行い”人の動きは止めるが、物は通常通り動き続ける”、という首相の声明もあり、いまのところスーパーも通常通りに物が並び、不安に感じることはありません。

"あなたは一人ではない。この状況は皆で一緒に乗り越えよう"

 "We are all in this together”


感染者ゼロのラロトンガ島。

人々は、Codiv-19に対する意識を高く持ち、日々暮らしています。



以下は、3月24日付のクック諸島への入国規制の情報。

25日より、クック諸島人、ニュージーランド人、永住者、労働許可保持者、及びその配偶者、家族のみ入国が許可されています。

また、入国した全ての人は14日間の隔離が義務付けされています。



UPDATED FRIDAY 24 APRIL 2020 (CKT-10 UTC) NOVEL CORONAVIRUS DISEASE INFORMATION FOR TRAVELLING TO THE COOK ISLANDS CONFIRMED CASES OF COVID-19 IN THE COOK ISLANDS: 0 PRIME MINISTER HENRY PUNA DECLARES THE COOK ISLANDS A COVID-19 FREE ZONE Prime Minister Henry Puna has declared the Cook Islands "a COVID-19 free zone", however the county remains in Code Yellow for the time being. Almost 900 COVID-19 tests have been sent to the laboratory in New Zealand and all have come back with negative results. As a result of this, some restrictions have been lifted. Even though the virus has not presented itself, all have been asked to continue to maintain good hygiene and practice physical and social distancing to prevent transmission. For more information visit www.covid19.gov.ck

UPDATE: NOTICE TO REFUSE ENTRY INTO THE COOK ISLANDS - Section 9A Notice The Minister of Foreign Affairs and Immigration hereby issues a Notice relating to Entry into the Cook Islands as per section 9A of the Entry, Residence and departures Act 1971/72 as follows:

No person is permitted entry into the Cook Islands as of the 25th of March 2020. This notice becomes effective from 11.59pm 24th of March 2020.

Only the following people are allowed entry into the Cook Islands, ・Persons ordinarily resident in the Cook Islands who are Cook Islanders, NZ passport holders, New Zealand Permanent Resident holders, Cook Islands work permit holders, Cook Islands Resident permit holders provided they receive exemption from the Cook Islands Ministry of Health - Te Marae Ora.

・Entry will also be permitted for any immediate family (partner or spouse, legal guardian and dependent children) if they are travelling with one of the above persons or an approved entry is provided by Immigration Cook Islands with approval from Te Marae Ora. ・All new arrivals are required to undergo supervised quarantine for 14 days.

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