島にはプライベートビーチはなく、
どこでも気に入った場所に車を停めて泳ぐことができる。
また、この島には「駐車料金」もないので、
自由気ままに、身動きができる環境がクック諸島には整っています。
恐らく、島で初の”入場料”が必要で、入場がコントロールされた自然の施設ができました。
それは、唯一簡単にアクセスすることができる滝、ウィグモアの滝。
今月初めより、車は1台5NZD、バイクは一台2NDZというアクセス料が徴収されるようになりました。
徒歩で行く人は無料。
島では、この初の試みに少々議論が沸いています。
が、観光客の皆様はお気を付けください。

入場料は、
島の動物愛護センターの運営資金、及び、滝へ続く道路の整備費に充てられるということです。
国立公園、国有の土地等がなく、
すべての島の土地は誰か国民(そしてその一族)が所有しているというクック諸島。
”誰もが勝手に、入場料徴収を始めてもいいのか?”なんていう声が聞こえますが、
しばらくは、様子をうかがうことにします。
特に夏には、水が豊富に流れ、
地元の人々も大自然の滝つぼでの水遊びに訪れ、
また、
島縦断トレッキングのゴール地点でリフレッシュする場所、
そしてバギーツアーで通りすがったりと、
観光客にも愛されるウィグモアの滝が今後も美しく流れ続け、人々の憩いの場であり続けることを願います。

