クック諸島の大人の運動会 種目はアウトリガーカヌー
- Sakiko
- 2017年3月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年1月27日
毎年恒例のクック諸島の企業&団体対抗運動会が開催されました。
こんな快晴の日!
まさに最高のビーチ日和。

私の勤務する旅行会社、Turama Pacific Travel Groupももちろん毎年参加。
ぞくぞくと空港付近、ニカオ地区ビーチに人々が集まります。
それぞれの会社ごとにチーム団結のため、お揃いのユニフォームを来て、テント設定・シートを引き、縄張り確保。
家族、子どもももちろん同伴なので、ビーチはとっても賑やかなピクニック会場に大変身。
私たちのユニフォームは、かっこいい黒地のシャツにチーム名、"Vaka Turama”のロゴ。
シャツだけ判断したら、いかにも強そうな感じだなあ、とまわりのチームを見渡し、観察しながら準備体操。

さて、気になる対抗戦の種目は、何でしょうか?
とってもクック諸島らしいスポーツ。
そして社内の団結力をつけるにはもってこい!の競技です。
ヒントは、私たちのユニフォームのロゴに注目!

答えは、12人乗りカヌーレース!!!
息の合った力強いオールの漕ぎ方、そしてパドルの持ち替え等、まさに会社の団結&力を示すにはもってこい。
もちろん大きい力強い、大人たちの、会社の名誉をかけた真剣勝負カヌーレースです。
私も第一レースに参加しました!
待ちに待ったクック諸島で初のカヌー。
パドルを持つのも、10数年振りかしら???
たった、200mの距離。
外海を進む10km+のレースのことを考えたら、何てことない、
とは、甘く考えすぎていました。
スタートの合図で、みんなに合わせてパドルを漕ぎ、
リーダーの掛け声でオールを持ち替え、漕ぐ漕ぐ漕ぐ!
ゴールに着く頃には腕がぐったりとしていました。
あまりにも一瞬で早く、息をしていたかも覚えていない。
あ〜、あ、情けない(涙)
身体作りが骨格から一回りも、ふた周りも大きなクッキーたちには全然かないません。
参加した会社・団体は16、
銀行、ホテル、建設会社、流通、スーパー、電話会社、観光局、、、
男女の人数の差、そしてカヌーを本格的にやっている選手とかの数でも
差は歴然としてしまうので、
チームには最低5人の女性が載っていること、
大会に出るような選手が乗れる人数も制限していたので、
少しはフェアなコンディション。
パレオと葉っぱを編んだ帽子でファッションを決めた
ノーティラスホテルチーム。
見た目でも華やか。そして、レースも強かった!
第2種目は、綱引き!
これも、大きい大人たちの真剣勝負!
日本では利用はしないだろうな、と思うぐらいの、
船の錨を固定させるがっつりとした硬くて太いロープの引っ張り合い。
砂に膝をつけたらペナルティーというルールでゴー!
子供たちの大声援の中、パパ&ママたちが頑張りました!
競技の合間に、みんな海に浸かり思い思いにおしゃべりタイム&リラックス。
こんな絵になる光景が日常のクック諸島。
みんな笑顔満面の1日がビーチで過ぎて行きました。
ちなみに、この日のは子ども達用の競技は一切なし。
まさに大人のためのクック諸島風運動会でした。
でも、
参加費等、このイベントの収益は、
来月開催される子ども達の学校対抗カヌーレース大会の運営費に充てられるとのこと。
伝統スポーツを利用して、
大人も子どもも楽しみながら、体力作り&チームワークを高める
団体カヌーレース。
良いアイデアですね。
日本でもいかがですか?

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