会社にて社員皆の健康チェックがありました。
以前もご紹介しましたが、クック諸島の人々は心も体も世界一大きな人たち!
いや、そうではなくて、
実は「肥満率統計で世界一位」人口に対する肥満率の割合が高い国。
詳細はこちら → ブログ「不名誉な世界一 心も身体も大きな人々に囲まれて」
保健省も国民の健康と長生きを考慮して、
ヘルシーな食生活をアピールして、
「お勧めできない食べ物。バーガー、チキンフライ、コーンビーフ、ジュース。
その代わりに、これを食べましょう。魚、サラダ、フルーツ」
なんて、新聞の広告でもみる。
そして、
「人々に自分の血圧等の数値を知ってもらい、個々人の意識を高めよう」と、
保健省は会社の依頼により、”無料健康チェック隊”を送っている。
KNOW YOUR NUMBERS! = 自分の数値を知ろう!
測定項目は;
身長、体重、血圧、血糖値、コレストロール%
「あー、しまった!
検査があること忘れていたから、しっかり朝ご飯食べてきてしまった!」
と声が聞こえる中、測定開始。
ドライバーのガメトゥア君。
恥ずかしがり屋のかわいい弟みたいな、バスドライバー。
私がクック諸島に来た当初、マオリ語のカウントを教えてくれた。
タイ、ルア、トル、ア、リマ、、、、
身長182cm
こんな木の測定器。
時代を感じます。
197cmまで、計測可能。
島中の会社を日々巡回して身長を測定しているおじさんによると、
彼自身は、いままでこの機械(?)で、はみ出て測定できなかったことはない、とのこと。
なので、クック諸島の人々は大きいけれど、滅多には2mは超えていないということみたいだ。
血圧測定。
コレストロール等の測定。
サモア出身のジョイ。
小さな身体だけれど、縁の下の力持ち。みんなに頼られるお母さん的な存在。
半年から一年に一度の測定結果を名刺サイズの紙に記録し、
自分の数値の変化を確認して、
健康に対してちょっと意識を高める日。
食生活や生活習慣が一気に改善するのは難しいかもしれないけれど、
これ以上に加速して国民のみんなの肥満度が上がり続けないことを
ひっそりと祈っています。