先週発表された国連による世界幸福度レポート。
日本は51位でしたね。
上位は、
1位: ノルウェー
2位: デンマーク
3位: アイスランド
4位: スイス
5位: フィンランド
私たちと距離的にも、暮らしぶりもかけ離れた北欧の国々。
太平洋の国々にとっては、地球上では一番遠い国々かもしれませんね。
私は以前ブータンに住んでいました。
先代の王様が提唱した「国民総生産(GDP)」ではなく、「国民総幸福量 = Gross National Happiness (GNH)」向上を目指した国づくり。
自分の幸せ、家族の幸せ、コミュニティーの人々の幸せ、幸せな社会、幸せな国、、、。
ブータンの経験から、私は自然に日々の生活の中で幸せに関して考えたりする機会が多くなった気がします。
「世界一幸せな国」称されるブータンも、
この国連の調査による収入、平均寿命、トラブルに陥った時の対処、自由と信頼、
政府や社会の汚職等の近代的な計測の本レポートでは世界92位でした。
アフリカ、南米を含め世界155ヶ国の調査が行われていましたが、
実は太平洋諸国は一国も含まれていませんでした。
オセアニア地域ではニュージーランドとオーストラリアのみが調査対象になっていて、
共に、8位と9位にランクインしていました。
どうして太平洋諸国が調査対象から外されたのかは、個人的にとても疑問だったので
メールで問い合わせてみました。返信がもしあったらシェアいたしますね。
太平洋の島国の人々の暮らしは他の世界の国々とかけ離れすぎているからでしょうか?
でも、そうしたらアフリカ諸国も同じことかもしれません。
地理的に調査が難しいから?とも単純に思いつくけれど、
世界中に活動拠点を広げる国連にとっては、そんなことは理由にはならない気がする。
謎は深まるばかりですが、
もし同じ調査がクック諸島でも行われていたら、いったい何位にランクインされているのだろうか、
と想像が膨らみます。