先月、日本国名誉総領事(Honorary Consul-General for Japan to the Cook Islands)が任命されました。
クック諸島人、ジョン・ウェブ氏(John Webb)
クック諸島の首相ヘンリー・プナ氏、 そして女王名代(Queen's Representative)であるトム・マスターズ氏/Tom Marstersから任命状を受け取りました。
現在クック諸島ではニュージーランドのハイコミッション (イギリス連邦加盟国郷士では大使館Embassyではなく、High Commissionと呼ばれます)、 また、欧米の3カ国(フランス、ドイツ、スペイン)が名誉領事を開設しています。
日本はアジアで初、クック諸島に外交関係の窓口が置かれた国となりました。
嬉しい話です。
2011年にクック諸島を国と承認してから、6年。
日本ではまだまだクック諸島という国名すらあまり知られていないとは思いますが、 クック諸島と日本の関係は、太平洋諸国フォーラム、WHOやUNESCOなどの国政機関、
そして草の根無償資金等を通して、関係を深まっています。
また、近年200名以上のクック諸島人が技術研修等のために、日本に招聘さ、交流そして学んだということ。
クック諸島の人口は約2万人。 その100人に1人が日本で学んだことがあると考えると、すごいことだと思います。
現在、貿易としてクック諸島からは、まぐろなどの魚、黒真珠、そしてノニジュースが日本に向けて輸出されています。
今後もクック諸島と日本の関係が観光、貿易共に更に深まっていくことを願います。
改めまして、おめでとうクック諸島&日本!