top of page

8月はクックの冬 南国といえど朝夕は寒い&長袖必須


「けっこう気温が低くなるのですね」

と、ご帰国になるお客様より、感想をいただくこの頃です。

正直、私自身もここまで気温が低くなるとは思っていませんでした。

ニュージーランドのトランジット用のためだけに持ってきた、

スーツケースにしまっておいたフリースをついに出してしまいました。

夜も足が冷えるのでこの頃は靴下を履いています。

日本では連日30度前後の熱中症に注意が必要の日々が続いていると聞きます。

ここ、南半球のクック諸島は今は一番寒い時期。

朝夕の気温が18 - 20度ぐらいとなります。

亜熱帯の国なので、日本のようにはっきりとした四季はありませんが、

周りの自然を観察しながら1年近く暮らしていると、年間を通してはやり自然の変化があり季節の移り変わりに気が付きます。

こんな時、自分が日本人であることを嬉しく思います。

6月から8月がクック諸島で涼しい時期、

そして今8月が、一年で一番冷える時期となります。

先週は、気温が16度まで下がりました。

地元の人たちもさすがにこの寒さにびっくりしたようで、会社の朝の挨拶が、

「寒いねー」

「気温が18度だったって」

「えー、私も昨日調べたら17度だったよ」

と。

私もやはり気になって、再度調べたら、先週8月9日は記録上、最低気温は16度となっていました。

一度太陽が昇るとやはり温かい南国の島。陽が出ていると汗ばむ陽気となります。

そして、社内にはいつもと変わらず毎日、冷房がかかっています。

クック諸島=一年中トロピカル、というイメージではありますが、

気温はこの時期は下がります。

そして「南国」というイメージより、かなり冷えると感じています。

この時期の風は南から吹いてきます。

「10度を下回るオークランド、そして南極の方から吹いてくる風だから冷たいんだよ」

ということ。

納得です。

南極から風で空気が冷えているのですね。

この時期は地元の人たちは”寒すぎて”海に入れないということです。

でも、真冬を抜け出してきたニュージーランド&オーストラリアの人たちにとってはあたたかな海。

みなさん気持ちよさそうに泳いでいます。

しかし、風が強かったり、陽が陰っているとやはり寒く感じるのが事実。

日本人の私たちにとっても海の水は冷たく感じます。

「海に入ることに勇気が必要だった」、と、先日クルーズにお出かけになったお客様より感想をいただきました。

なので、この時期にクック諸島にお越しになる方は

ラッシュガードなどで身体を温める格好をしてお越しくださいね。

そして、海に入らなくても、朝夕は思ったより冷えます。

実際は18度-20度でも、潮風を浴び、体感温度はそれより低いと思います。

私も普段の仕事着のスカートではなくこの頃は毎日長ズボンをはいています。

7月から9月にクック諸島にお越しになるみなさま、

クック諸島は確かに南国ですが、こちらの冬の季節です。

温かい上着を一枚必ずお持ちいただき、温度調整をして、旅の途中で風邪をひかないようにされてくださいね。

正直、一日中、半そでの服装で過ごすには寒い気候です。

そして、海で一日中シュノーケリングや泳ぎ、

サンセットまで水着姿でビーチで過ごす”トロピカル”バケーションをお考えの方は

この時期だと寒いすぎるかもしれません。

ぜひトロピカルで暖かな12月から4月の旅をご検討ください。

クック諸島の島の天気は、よく”女性の気分”に例えられます。

「曇り、のち晴れ。昼過ぎに雨が降り、しばらく曇り。そして夕方にかけてスカッと晴れて素晴らしいサンセットが見える」

一日の中でよく移り変わるのであまりあてにはできませんが、私はよくこのサイトを見ています。

Extend & Monthのタブにて週末、今後一か月の天気予報も確認できます。

繰り返しますが、島の天気は移り気です。

一日のうちで、劇的に天気が変化します。

100%信じず、こんな感じなのか、という参考程度にチェックしてみて下さいね。

蒸し暑く、過ごしにくい日本の夏から逃れて、

美しい海と山々を眺めながらクック諸島で避暑の清々しいバケーションを!

でも、クック諸島は冬です。

気温は日本の夏よりずっと低くなっていますので、

必ずあたたかな上着をお持ちいただき、クックで風邪をひかないようにしてくださいね。

bottom of page