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ラロトンガ島1周 マラソンスイミングで挑戦


先日、信じられないようなチャレンジが行われました。

ラロトンガ島1周遠泳レース。

っえ?

本当?

何かの聞き間違えでは?

と数回、確認してしまいました。

でも、本当でした。

ラロトンガ島の外海、環礁(リーフ)の外をぐるっと1周泳いで回るという

究極の耐久レースに挑戦するニュージーランド人選手がクック諸島入りしました。

島の一周道路は32km

泳いで一周するとその距離は約34km+α

しかも、波も高く、潮の流れもあり、風も吹いている外海です。

そんなこと本当に可能なのでしょうか。 チャンレンジする人は、ダメ元のトライなのでしょうか?

違いました。

彼は本気でした。

Dan Abelさん

水泳会で世界を舞台に活躍するオープンウォータースイマー、 そして世界子どもたちに水泳の楽しさを広めてる活動をしています。

実は、今まで過去に、3人がこの信じられない「ラロトンガ島1周水泳チャレンジ」に挑み、2人が成功したということです。

ニュージーランド人Meda Mckenzieさん、そしてクック諸島人Don Carlawさん。

2人は1980年代に挑戦し、要した時間はなんと17時間以上。

今回のDanさんのチャレンジは32年越しの新たな挑戦となります。

9月18日、早朝6:15AM、まだ薄暗い中ひっそりと戦いが始まりました。

アヴァルア市内、Trader Jacksから静かに、泳ぎ始めました。

このチャレンジは、国際水泳連盟の規定にのっとったレースということで 着用できるものは既定の帽子、パンツ、そして日焼け止め。

そしてレース中は一切他の者には触れてはいけない、立ってはいけない、という厳しいルール、

そして確認・監視するためのボートが伴奏しました。

またサポーターボートも付き添い、

コースを誘導したり、水分補給のための水を棒の先につけて渡したりと、

これから10時間以上になる未知のレースがスタートしました。

実は、このレースはクック諸島自閉症協会の

ファンドレイジング・キャンペーンの一環としてのチャレンジでした。

レースが始まるとともに、

クラウドファンディングで募金の呼びかけが始まりました。

そして、Danさんは黙々とひっそりと泳ぎ続けます。

恥ずかしながら、 今回私は初めて、このオープンウォーター・スイミングという競技を知りました。

2008年の北京オリンピックより10kmの距離で正式オリンピック種目となったよう。

2020年の東京オリンピックでも、もちろん種目の1つとなっています。

(でも、今回のDanさんの距離は34kmなので、オリンピックの3倍以上の距離、、、

鉄人ですね!本当に大丈夫でしょうか???)

海、川、湖など、自然の水の中で行なわれる長距離の水泳競技。

そして、国際水泳連盟が定める競技規則のがあり、国際的に統一されたルールで行われるという遊びではなく、列記とした国際スポーツ。

プールで行われる競泳競技と違い、速く泳ぐ技術だけでなく、

天候(水温・気温・風向等)、潮汐、海洋生物との接触(主にクラゲ)、選手同士の接触など、競技中は外部から様々な影響を受けるため、危機管理も含め自然の中で泳ぐ経験や知識、臨機応変な対応能力も必要となる。

日本各地でも様々な大会が行われているようですね。

知りませんでした。

つづく、、、

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