1年前の今日、
私はクック諸島、ラロトンガ島に降り立ちました。
地球上にありながらも、
あまりにも情報の少なく、知られていない国の一つに、
引越しするという、なんとも言えない不安と期待が織り混ざった複雑な気持ちで到着しました。
あっという間に1年が経ちました。
一言で、今の気持ちをまとめると;
クック諸島と巡り合うことができて幸せに感じています。
美しい自然に囲まれ、周りの人々や出来事に対して気配りのできる(親切なおせっかいともいう?!)心に余裕のある、
あたたかな人々と共に暮らしている今の生活に感謝しています。
そんな小さな島にいたら、窮屈にならない?
答えはNo.
逆に、道行くたびに知り合いがクラクション鳴らしてくれたり、
お店で立ち話が始まったり、顔見知りの人が増えたことが嬉しく、心地良く感じます。
もう島のアトラクションなどすべて試し終わってしまったのでは?
Noです。
確かに主要なことはチャレンジしました。
でも、まだ、私のやりたいこと&調査リストは残っています。
ラロトンガ島中、もう行ったんじゃない?
これも実はNo.
行ったことのないカフェ、夕陽を見たことのない島の西側のスポット、
そしてまだ行ってみたいと思っているトレッキングルート、山登りなど、実はたくさんあります。
そして、新しい疑問や発見が、まだまだこの島の日々には残っています。
ブログにもまだ書きたいことが山ほど、
走り書きメモがリストになっています。
これからも、
少しずつ紹介していきたいと思っていますので、よろしくお付き合いください。
今、恋しいこと。
・豆腐が食べたい!やっぱり恋しい食べ物はありますね
キッコーマン醤油とかはあるので、日本の味はキープできるけれど、手に入る食材は限られます。
・どこまでも続く山々の景色、雪化粧した山が見たい!
これは、次回の休暇お隣のNZにてリフレッシュしてきます。
そんな、愛するラロトンガ島への感謝を込めて、1周32kmサイクリングで走ってきました。
すっかりアイランド化し怠けてしまい、もっと早く挑戦するつもりが伸ばし伸ばしになり、
恥ずかしながらこれが初トライ。
先月、ラロトンガ島一周マラソンは反時計回りに1周歩いたので、
サイクリングは時計回りで。
車で気軽に50分で1周できるし、
1日で2-3周回ることも時々あるけれど、
いざ自転車で一周するとなると、腰が重くなり勇気のいる道のりですね。
でも、いざ出発してみると
自転車の目線でゆっくりと左右に広がる風景を楽しみながら、
もう何度も通り過ぎたはずな道の景色も新鮮な心持ちで、ゆっくりとペダルを漕ぎ進めました。
ラロトンガ島の美しさは、
時間帯、天候、太陽光の具合、そして雲の状態など、
いろいろな自然のコンディションにより、本当に日々、いや毎時異なる美しさで私たちを楽しませてくれるなあと再認識しました。
1周32km、写真を撮ったりもしながらちょうど2時間半でした。
これからの1年間は、
島を簡潔にさーっと、1周できるメインロードのようではなく、
島の奥の道に伸びて、穴があったり、くねくねと曲がるバックロードを進むように、
クック諸島の奥深さをさらに追求し、みなさまにお届けできればと思っております。
そして、自転車姿の私を見て
プープーと車を鳴らしてがんばれー!と、応援してくれるのがやっぱり島の人のやさしさ。
心地良いやっぱりクック諸島のサイズは私たち人間が”ちょうど良い”と感じるコミュニティーのサイズなんだなあ、と感じました。
そんな南太平洋の隠れた楽園、クック諸島の魅力をお届けし、
ぜひ、少しでも多くの日本のみなさまが興味を持ち、訪問してくださるきっかけとなりましたら嬉しく思います