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太平洋諸国の肥満の原因はNZ?食べないものを輸出しないで

  • 執筆者の写真: Sakiko
    Sakiko
  • 2017年10月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:2019年11月12日


タイムリーなニュースを見つけましたので、ご紹介します。

我がクック諸島、そして太平洋諸国の高い肥満度は世界的にもすっかり定着し、

各国のしっかりとした課題になってきていると思います。

こちらも合わせてご覧ください↓

あるニュージーランドの医師が太平洋諸国の高い肥満度の原因はNZにある!と新聞に投稿しました。

「NZよ、太平洋諸国に悪い食料を輸出しないで!自分たちも決して望んで食べないような!」

農業が盛んなNZでは

多くの加工食品が生産され、国内消費、そして輸出もされています。

その中でも、健康のことを考えたら自分たちが好んで食べないようなものを太平洋諸国に送っている。

例えば、

コーンビーフ缶 (はいはい、島の人大好きです!スーパーに山積みです!)

羊の胸肉 (マトンの中でも、一番クオリティーが低く、脂肪分の多い個所となるようです)

クック諸島の経済はNZに支えられ、抱えられ、、、

1ヶ月に2隻ほどくる大型タンカーによって運ばれてくる食料が1−2週間届かないだけでも

島のスーパーからジャガイモが消え、一部の食品がなくなり、小麦粉が切れたのでパンが焼けなくなり、、、という

日本では信じられないことが、この1年に数回ありました。

それほど、NZ

いやNZから送られてくる食料品・品物にすっかり依存しています。

食料の値段も、

政府が国民のために関税の援助をしているからでしょうか、

NZと同じような値段で購入できるもの(鶏肉、卵、お米などがそうみたいです)、

そして嗜好品、スナックなどの計画的に割高のものがあります。

もともと、

ポリネシアの人々は、帆船で島々を渡り住んだこともあり

厳しい自然環境において、脂肪分は蓄える、というDNAの指令になっているとのこと。

また、

島の暮らしでは

タロ芋、パンの実に代表されるように、しっかりとお腹持ちのある炭水化物中心の食べ物。

新鮮んな野菜を育てるような技術が島に入り、

人々に手頃に、良心的な値段で手に入るようになるように今でも努力が続いています。

いずれにしろ、

クック諸島の人たちと一緒に暮らす限り、以下の2点は言い切ることができます。

・食べ物・栄養に関してもっと情報提供&親の教育が必要

・野菜など、身体に良いものの値段が手頃になることが望ましい

クック諸島に限らず、

すべての太平洋諸国は外国から運ばれてくる食料品が、島の人たちの大切な栄養源になっています。

その運ばれてくるものを根本的に見直し、改善し、

合わせて人々の教育を進めていけば、確かにこの問題の解決する糸口が見えてくるかもしれませんね。

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