クック諸島の女性たちは、花で着飾ることが大得意。
そっと、小さなティアレ・マオリを耳にさしたり、
ハイビスカスを髪に添えたりと、身の回りに咲いている花をさっと、さりげなく、自分に飾る。
それだけで、
ポリネシアン美人たちが、さらにぐっと美しくなる。
”Just to make myself happy! 自分をハッピーにしたいだけなのよ!”

私が通う仕事のお庭に咲くオレンジ色のハイビスカス。
私を見て!とでも言うように空に向かって咲く
この鮮やかなオレンジ色の花を見ていると、
それだけで元気をもらえるようなパワーを秘めた花。
よし!と気合を入れる時、
私もこのハイビスカスを髪に飾り、ポリネシアン気分に浸ります。
ハイビスカスと同じように私も一日頑張ろう!と
しゃきっとした、美しい気分になります。

花のシーズンの今、
島を散歩すると、様々なお花に出会えます。
ハイビスカスだけでも、
今までに見たことのない、魅惑的な色の花たちがひっそりと咲いている姿を見つけました。
むらさき色!
Mānea Mānea! マネア マネア!とみんな口々に言います。
「美しい ・魅力的・ラブリー Beautiful, Attractive, Lovely!」のクック諸島マオリ語です。

赤色のハイビスカスは、
クック諸島で庭の生垣にもよく利用されていること、
そして一年中咲いているのでよく見かけますが、夏の花の時期にのみ咲く旬のハイビスカスもあるようですね。
ハイビスカスの元首は250種類以上。
そして、花の形・色、草丈も多種多様とのこと。
20世紀初頭に品種改良がハワイで始まり、
今日では一万種類以上もの園芸品種がある、とてもバラエティーに富んだハイビスカス。
南国を象徴するかのような美しい花です。
これは、オレンジ+薄紫色のコンビネーション!

赤と白のコンビネーションカラー。
これも、Mānea Mānea! マネア マネア!

珍しいと言われる、青色や白色のハイビスカス、
そしてグラデーションカラーが入ったハイビスカスなど、本当に種類豊富で奥が深いハイビスカス。
そんな花たちにいつどこで会うことができるか、、、
しばらくは、
散歩が楽しみな日々が続きそうです。