南の島には、トロピカルなクリスマスが訪れる。
サンタクロースがサーフィンに乗ってやってくるよ!
なんて、
クック諸島に旅立つ前に、日本の友人たちが語っていたことが懐かしく思い出されます。
さて、実際は、クック諸島にはどのようなクリスマスが訪れ、
クリスマスのデコレーションで飾られるのでしょうか。
首都アヴァルア市内のメインロード。
島で唯一、片側2車線の広々とした道路。
でも、たった800mあまりで、あっという間に終わります。
道路がスムーズで、穴も開いていないから、快適な島、いや国の自慢の道。
外側の道は、もちろん海を臨む美しいドライブ道です。
え?もう?とは思ったものの、
12月に入ったら、メリークリスマスのデコレーションが飾られていました。
ビーチでヤシの木の隣に立ち、
半袖半ズボン姿でウクレレを弾くサンタクロース... ... ...
どこか違うイメージのような気がしてしまうのは私だけでしょうか?
島の唯一の、そして一番大きいショッピングセンター(?1?)CITI。
アヴァルア市内、メインロード沿いにある平屋建ての建物で、
衣服・おもちゃ・文具・スポーツ用品・靴・薬局・日用雑貨、そしてお土産などが並びます。
旅行者の方を案内すると、みなさん口々に、
っえ?これだけなの?
と言われますが、はいそうです。
島の生活には、日々の暮らしのエッセンスが絞られ、
必須な物質も限られ・絞られて、いや洗練されてくるため、これで十分なサイズです。
平日夕方4時過ぎ、、、
スーパーマーケットも閉店し
人通りもなく、閑散とした駐車場にひっそりとサンタさんとそりが飾られていました。
快晴の青空、
汗ばむ陽気、
鳳凰木の緑&赤のグラデーション、そして背後の緑濃き山々。
南太平洋の小さな島にも
ほんのすこしだけ、でも確実にクリスマスが近づいてきているようです。