おそらく、世界で一番美しいカヌー大会の開催会場でしょう!
クック諸島の代名詞、アイツタキ島のラグーンを舞台にアウトリガーカヌー大会が開催されました。
その名は motu 2 motu
モツは、クック諸島マオリ語でラグーンに浮かぶ、小さな小島、という意味。
「小島から小島へ」と漕ぎ繋ぐカヌー大会、という意味になると思います。
メインの島、ラロトンガ島から国内線で僅か50分でアイツタキ島で到着。
そこには、まさに南国、おとぎの世界のような風景と、のんびりとした暮らしが広がっています。
日本から考えると、ラロトンガ島の暮らしもすっかり南国暮らし、と思うかもしれません。
確かにそうです。
が、
私たちラロトンガ島住民からすると、アイツタキ島こそがまさに「南国ゆっくり暮らし」です。
それぐらいに首都が置かれるラロトンガ島とアイツタキ島では
島の雰囲気、
流れる時間、
人々の温かさと豊かさが異なります。
知人からシェアされる
カヌーレース大会の様子を伝える画像の数々に思わず見とれてしまいました。
ああ~、本当にきれい。
美しい!
やっぱり、アイツタキ島は特別だなあ~。
ラグーンの青は、
世界の他の海ではなかなか見ることができないということで、
青、いやターコイズ色?
など表現ができないということで、通称「アイツタキブルー」です。
アイツタキブルーに光り輝くアイツタキ島のラグーンに
まるで木の葉のように浮かぶカヌーとパドラーたち。
絵になりますね。
毎年行われているアイツタキ島のmotu 2 motuアウトリガーカヌー大会は、
ラロトンガ島のヴァカ・エイヴァ祭に引き続いて、行われています。
今年の大会は
今までで一番多い115人パドラー、10隻のカヌーの登録がありました。
参加者は、
ニュージーランド、オーストラリア、USA、カナダ、ハワイ島、そしてラロトンガ島のパドラーたちが
アイツタキ島のパドラーたちと合流繰り広げられました。
USAの中のハワイ州、、、
でも、ポリネシアの兄弟のような愛着のある島、という意味も込めて
「ハワイ島」と表記されていたのが、なんともうれしく思えました。
メインのレースは、12月4日に
アイツタキのラグーンを反時計回りにぐるっと1周するOotuモツまでの36kmレース。
ハネムーンアイランド、ワンフットアイランドなど
世界中のビーチラバーが憧れる白砂のビーチのモツも巡りながら
6度のパドラーの交代をしながら漕ぎ進みます。
写真を見ているだけで、
パドラーたちのアツイ掛け声と
輝くラグーンを跳ねる水しぶきを感じることができるような心地です。
続く、、、、