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クック諸島:0.3% ニュージーランド:3% 何の数字でしょうか?


2017年度の観光客の統計がクック諸島観光局より発表がありました。

2016年に引き続き、

決して多くはないけれど、特別な旅を求めていらっしゃる日本からの観光客のみなさまを

確実にお迎えできていること嬉しく思います。

2017年は1年間の合計で559人の日本人の方がクック諸島を訪問したということです。

559名。

はい、一年間の総人数です。

現在ラロトンガ空港に就航している一番大きな機材、

ニュージーランド航空ボーイング789の客席数が約215 - 240席ということは、

飛行機2.5機分の日本人観光客が、一年に訪れていることになりますね。

同じポリネシア文化圏、

ハワイを訪れる日本人観光客は12万6千人(2017年。JNTO統計)、

お隣のタヒチは年間1万2174人(2016年フレンチ・ポリネシア統計局)

ということなので、とっても少ない数。

まだまだ、知る人ぞのみ知る、隠れた秘境の島国、クック諸島ですね。

日本人観光客数が一番多い月は8月の116人。

なんと、歴史上初!1か月の旅行者数が100名を超えたこととなります。

おめでとう&ありがとう!

日本の夏休み、こちら南半球では過ごしやすい時期です。

その他の月では6月、10月、12月が50名あまり。

繰り返しますが、これはクック諸島に入国した日本在住者の総数となります。

ラロトンガ空港に到着したとき、

「あ~遠かった!」

とみなさま、口々におっしゃっています。

確かに、オークランドでの乗り継ぎ、国際線へのトランジットなど、クック諸島への旅はひとふんばりが必要です。

でも、ご帰国の際、

「またぜひ来たいです!」

と、いう言葉からありふれた旅行先ではなく、がんばって遠くに来たからこそ

味わえ、感じ、体験できる風景がここクック諸島にはあると思っています。

最高にあたたかな、ホスピタリティ溢れる人々。

至福の時間が流れ、

人生の大切なことを考え、感じることのできる空間。

クック諸島に2017年に訪問した、観光客の合計は16万人。

その61%がニュージーランドからの旅行者でした。

日本からの観光客、559名は全体の0.35%

この少なさが、

今、

クック諸島を訪問する人たちのみが感じることのできる特別感です。

クック諸島滞在している間、他の日本人、そして中国人・韓国人観光客に会うことは珍しくなると思います。

団体旅行がこんなにもない国って、珍しいのではないでしょうか。

ということで、タイトルにもありましたが

クック諸島:0.3% とは何の数字?

の、答えは、

2017年クック諸島を訪問した観光客の、日本人客が占める割合でした。

話は変わって、

クック諸島へのアクセスのゲートウェイ、ニュージーランド。

2002年をピークに減り続けた日本人観光客ですが、一番低かった2011年から徐々に回復し、

2017年は年間で久しぶりに10万人を突破したということです。おめでとうございます!

正式には、10万2000人。

一年のニュージーランドの観光客総数、368万8000人なので、そのうちの3%を日本人観光客は占めることとなります。

ニュージーランドを訪問している10万人ものみなさま、

もう少し多くの方が、一足伸ばし、ニュージーランド&クック諸島の2か国を巡る

自然豊かで、マオリ&ポリネシア文化を感じる周遊の旅に来ていただきたいなあ、と思うこのごろです。

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