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夏は蚊対策を! でもクックではデング熱は近年発生していません。


むしむしとしたまさに南国の日々のクック諸島です。

暑いなあ、と温度計を見ると3月のラロトンガの気温は、

最低気温22-24度

最高気温28-33度

ぐらいです。

直射日光が強いので肌はしっかりと焼け、

暑さを感じているけれど、気温自体はあまり上がっていないようです。

30度に届かない日もちらほらあるので、日本の夏に比べたら”南の島"のイメージなのに

クック諸島の方が過ごしやすい夏の時期のようです。

この季節は、

島の中心部にある山々に雲がかかったり、

天気が急変し、スコールが突然降ることもあり、緑美しいダイナミックな季節です。

ジメジメするこの時期、

夕方にビーチを歩いていたり、木の生い茂ってる場所にいると、蚊が気になることがあります。

蚊より少し小さい

サンドフライという更にかゆい虫もいます。

常に、どこにでも蚊がいるというわけでもなく、

また誰にも刺したり、朝から晩までずっと気になったりすることはないのですが、、、

蚊もサンドフライも旅行者の血が好きなようです!

この時期クック諸島にお越しになる方は、蚊対策のため虫除けスプレーをお持ちください。

太平洋諸国では

夏の時期は蚊が媒介となるデング熱などが発生し、十分な警戒が必要となります。

今年も近隣諸国のサモア、フィジー、タヒチでデング熱の患者が確認されたことです。

でも、ご安心ください。

保健省の発表によると、

クック諸島では近年、デング熱は発生していません。

その理由は、

国と保健省のスタッフたちの努力でしょうか?

12月にお伝えした、島一斉、全家庭対象のクリーニングキャンペーンの効果なのか、

クック諸島はデングがこの3年間は発生していないということ。

1周32km、島民12,000人の小さな規模の、目の行き届く島ならではの努力の証。

実は、このインスペクション。

きれいに整えていないと、勧告があり、それが続くと、なんと罰金となること。

もしかしたらその罰金の金額が高いから抑制力になっているのかな?

とは思うものも、おそらく誇り高きクック諸島マオリの人々、

誇りを持って自分の敷地を、自分たちの村を、そして我々の島を常にきれいに保っているのでしょう。

島のドライブは一年中、いつも美しく、気持ちの良い風景が車窓に広がります。

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