昨年8月、雨の中、宿敵タヒチとの戦いに負けて
大きな身体をした、力強いクック諸島マオリのラグビー選手たちがみな、涙している姿は忘れられない…
スタンドで応援していた私の耳には 「タヒチはインチキだよ。この試合に勝つためだけに、資格のない選手をチームに加えてさ」
という声が聞こえていたのは、はっきりと覚えている。
私にはそれは、単に負けチームの悔しさからくる負け惜しみだと思っていた。
が、それは事実ということが判明しました。
タヒチは出場資格のない選手を試合に出場させていたとして、不正が国際的に認められました。
よって、オセアニア地区プレーオフ進出取り消しが正式に決定しました。
すなわt、我がクック諸島はワールドカップ2019年日本行きへの望みが復活!
アジア予選を兼ね、アジアチャンピョンシップ優勝チーム香港と対戦することとなりました。
ホーム&アウェイでの戦い。
まずは、6月30日にラロトンガ島のスタジアム。
そして、7月7日にアウェイでアジア最終予選優勝香港とのプレーオフ試合となります。
ニュージーランドのオールブラックスに知られるように、オセアニア地区はラグビー強国ばかり。
世界ランキング1位のニュージーランドに続き、 オーストラリア、フィジー、トンガ、サモアなど世界トップ20に入っている国が多いため、
残念ながらクック諸島の名が目立つことはあまりありません。
クック諸島は、現在世界ランキング55位。
香港は21位。
恐らくクック諸島にとっては厳しい戦いとなると思います。
この試合に勝っても、
各地区からの敗者復活を目指すチームと共に、最後の1枠のワールドカップ出場権をかけた最終予選の試合が続くので
まだまだ日本への道は遠き&多難な道となりますが、、、
ラグビーが国民的スポーツのクック諸島では、大盛り上がり。
今月末の試合に向けて、選手たちも更に調整を進めていることでしょう。
がんばれクック諸島!
愛国心いっぱいで、島中みんなで、応援に行きます!