「現在、東京都内に勤務しています。満員電車での通勤です。
アイツタキでの日々とびっくりするぐらい違います。 アイツタキでは車がすれ違うたびに人々が挨拶していたのはびっくりでした。 やはり東 京の生活は殺伐としていますね。」
ラグーンの美しさで知られるアイツタキ島。
島民がたった1,800人ぐらいの、小さな島ということはあまり知られていないと思います。
普通のビーチリゾートのイメージで来ると、少しびっくりすると思います。
おみやげ屋さんや、海の家が並ぶこともなく、本当に何もなく、観光化もされていない、素朴な島だから。
島に住む皆は、おそらく、ほぼ顔が見知りなのでしょう。
島全体が大家族のような島。
私が住むラロトンガ島でも
車ですれ違うたびに、手をふったり、クラクションを鳴らしている光景はよく見られるのですが、
アイツタキ島では、ほぼ全ての人たちが挨拶をしていることに、私もびっくりします。
「近くのスーパーやレストランまで歩いていたら、
道ゆく地元の人がいつも車を止めて、”どこに行くんだ?乗って行くか?”と聞いてくれるので、
いつも送ってもらっていました」
とは、よく聞く旅の感想です。
アイツタキ島への旅は、美しいラグーンだけが目的ではなく、
そんなあたたかい地元の人たちの日常の、ふとした暮らしに少し触れることも魅力かもしれませんね。