先日入国管理局が発表したデータが議論を沸かせている。
「現在、クック諸島、国の総人口、約1万8000人の約20%を外国人労働者が占めている」
ラロトンガ島で暮らしていて、
日々利用するスーパー、ガソリンスタンド、レストランなどで働いている多くの人々は、外国人であることは気が付いている。
地元の人ももちろん知っている。
そして、観光業&サービス業に従事している私は
ホテル、観光施設もその多くは外国人スタッフが縁の下の力持ちとして関わっていることはすぐに気が付く。
でも、改めて20%強というデータが出てくると、皆、びっくりしてしまったということだろう。
人口1万2000人のラロトンガ島の地元クック諸島人たちが
慌てて危機感を感じ、世論を騒がせている。
20%外国人労働者の内訳話というと;
トップ3は、
フィジー人 741人
フィリピン人 703人
ニュージーランド人 576人
観光業が以前より盛んである、フィジーとフィリピンから多くの人々がクック諸島に働きに来ていることが分かりますね。
もちろん、単身で来ている若者もいますが、家族できていたり、
もう10年余りクック諸島で働いているので、クックで生まれた子どもたちを育てているフィリピン人家族も珍しくはないようです。
地元の者たちは働きたくないし、働いてもこなかったり、続かないし、、、
外国人労働者に働いてもらわないと、今の島がまわらないでしょ... ... とは思うこと多々ありますが、
フィジーとフィリピン、この2カ国の労働者だけで、ラロトンガ島の島民10%強。
と、考えるとやはりこの数字はすごい数。
クック諸島の人々達が、自分たちの国の将来、そして自分たちの子ども、孫達の世代まで考慮して、
しっかりと考えていかないといけないのでは、とは思います。
ちなみに、現在、在クック日本人労働者は現在一桁です。