クック諸島で、まさに今世紀最大のコンサートイベントでした!
イギリスのラップグループ、UB40がクック諸島を訪問して、ラロトンガ島で大コンサートが行われました。
このビッグレゲエスターグループ訪問のニュースは、半年ぐらい前から島に届き、
島の至るお店にて宣伝ポスターが掲載されていたり、連日SNSを騒がせていました。
人口1万3,000人の島でたくさんチケットを売らなくてはいけないから、宣伝も大変だったでしょう。
コンサート数日前にラロトンガ島に到着したUB40.
空港で大歓迎を受けたことはもちろん、とても小さな島のため滞在先のホテル、ビーチなどでファンたちも
割と簡単に姿を見ることができるため、記念撮影の写真がSNSに様々掲載され、すでに島中のファンたちが持ち上がっていました。
1月29日、コンサート当日。
国最大のホール、通称オーディトリアムは約2,000人が駆けつけて大賑わいでした。
ラロトンガ島の人口が、1万3,000人と言われるので、まさに6-7人に1人が出かけたことになります。
いや、人口の30%が未成年の子どもたちである子沢山な南の島国、
そうしたら4-5人に1名の大人がコンサート行ったことになるのかもしれません。
でも、さすが大スター。
実は、クック諸島の離島、そしてオーストラリアやニュージーランドからも
初クック諸島で開催されるUB40のコンサートということで、
はるばる飛行機に乗り太平洋を渡り、クック諸島にやって来たファンたちもいたようです。
現在、UB40は、結成40周年記念のワールドツアー中。
ニュージーランド&オーストラリアツアーの間にクック諸島ラロトンが島でのコンサートを組み込んでくれたようです。
ヴォーカルのAli & Astroも、「クック諸島でコンサートを行うことが僕たちも夢だった」とのメディアでコメントをしてくれ、
もちろんセールストークなのかもしれないけれども、
南太平洋の小国、クック諸島の私たちにとっては大スターがクック諸島を知っていてくれて、
選んで足を運んでくれたことに嬉しい限りです。
私はレゲエは好みではないけれど、
「Red Red Wine」、「(I Can't Help) Falling In Love With You 」
大ヒットナンバーはもちろん知っている曲でした。
私は仕事帰りに、コンサート会場外の広場でで少し時間を過ごし、
会場から漏れてくるミュージックを少し楽しみました。
島らしく、マイチェア持参で周りの広場に座り、
会場から漏れてくる大音響から離れ、静かに大スターの歌声に耳を傾けている年配の人たちもたくさんいました。
大スターのまさに国を総動員するような大きなコンサートに
島中が沸いたアツイラロトンガ島の一晩でした。