クック諸島の滞在中、
運良く日曜日が含まれる場合はラッキーです。
ぜひ島の各村に位置する教会のミサに足を運んでみてはいかがでしょうか。
キリスト教徒でなくても、心が洗われるような
目と耳、そして全身でクック諸島を感じる体験が待っています。
でも、教会のミサなんて参列したことはないので、どうしたら良いか分からない、という方に、
クック諸島の教会のミサ参列にあたり少々アドバイスをいたします。
その1 服装
お祈りをしている人たちに敬意を払うような服装であればOK。
(ビーチに行くようなラフな服装はNGです)
第一日曜日でも、観光客は白色の服装でなくても大丈夫。
できれば女性はスカート、そして肩の隠れる服装。
男性は長ズボンが歓迎されます。
島の人々は、着飾って、一番の服装で教会に出かけます。
ぜひ、同じように少しおしゃれして行くと、地元の人たちもより歓迎してくれることでしょう。
その2 起立と着席
ミサが行われる間、立ったり、座ったりという動作が繰り返されます。
少し遅れても大丈夫。
周りの人々に合わせて起立、着席をお願いいたします。
その3 お祈りの最中は動かない
神父さんがお祈りを行なっている時は(クック諸島マオリ語の時が多い)、
参列者たちは皆、目を閉じ、下方向を向き、共に祈りを捧げます。
この時には、動いたり、音を立てたりすることは厳禁です。
一緒に、同じように心を清め、祈りを捧げましょう。
その4 ミサ中の入場、退席
ミサは10時から始まり、約1時間あまり続きます。
子どもたちの歌や劇の発表、特別ゲストが来る場合は2時間ぐらい続くことも稀にあります。
最初から最後までいることがお勧めですが、もちろん途中入場、退席も大丈夫です。
そのタイミングは、歌を歌い始める際、歌が終わった際、もしくは歌を歌っている最中などがお勧めです。
逆に、入場・退席がいけないタイミングは、「お祈りをしている時」です。
神父さんと共に、皆下方向を向き、目を閉じ、祈ります。
敬虔なキリスト教信者の方達がたくさんお祈りに来ていることを考慮して、お祈り最中に教会内で動くことだけはダメ。
もし何かのタイミングで動いていたら、その場で止まり、お祈りが終わるのを待てば大丈夫。
これだけは、守ってください。
その5 寄付
ミサの最後の方で、教会への寄付金を集める袋や箱が回って来ます。
周りの参列者と同じように気持ちの心を少し置いていただけたら嬉しく思います。
小銭でも大丈夫です。
その6 教会内での写真撮影
祈りの場ということで基本的には教会内、周辺での撮影は謹んでください、という案内になっています。
周りの方たちの迷惑となたり、お祈りしている人の妨げとなる、また地元の人たちの気持ちを害すような写真撮影はご遠慮ください。
しかし近頃は、特別なゲストの歌声や子たちの発表の際には、
地元の人たちもスマートフォンで撮影&録画をしている光景もこの頃は見られるようになっています。
その7 地元の人々のアドバイスに従う
一番大切なこと。
教会に参列している地元の人々に習い、声をかけられたら従いましょう。
特別なプログラムなどが行われているかもしれません。
きっと心優しいクック諸島の人が、少し戸惑っている旅行者のあなたに声をかけてくれるかもしれませn。
郷に入れば郷に従えの精神で、クック諸島の教会のミサで特別な時間をお過ごしください。