ポジティブな環境保護政策を目指した活動をコミュニティーレベル、
そして一市民として草の根活動をしているリーダー達の活動を讃える賞、ゴールドマン環境賞(Goldman Environmental Prize)。
本年度、2019年の世界の6名の受賞者の1人、クック諸島人として初ジャッキー・エヴァンスさん(Jacqui Evans)が受賞しました。
ジャッキーさんは、クック諸島が世界に誇る、広大な海洋保護区マラエモアナを実現するために活動をする環境保護者です。
おめでとうございます!

1国が管理する海洋保護区では、世界最大規模のマラエモアナ。
その運用方法などの詳細やルールぎめなどは議論が続いている。
「国を動かす首相、伝統的な島のリーダー達、そして私たちのような草の根の力が重なり合って、
良いマラエモアナのシステムが決まり、今後より良い運用を目指す」とジャッキーさんは語ります。
「そして、クック諸島のマラエモアナのような試みが、
長期的に捉えて、太平洋全域の持続可能な環境保護を考える動きの助けとなることを祈ります」と結んだ。
南太平洋の小国、クック諸島。
15の米粒のような小さな島国、クック諸島の大きな試みであるマラエモアナが
世界の海資源保護のモデルとなる日も近いかもしれません。
改めまして、ジャッキーさんおめでとうございます!
アメリカで開催された授賞式の後、
彼女の帰国の際は盛大に歓迎され、おめでとう!と花輪の首飾りを多くの人がかけていました。
親族、知人がターミナルに集い、それぞれが思いを込めながら作った生花、エイの首飾り。
それを一人づつ、おめでとう!と首にかけてあげる。
エイがどんどん重なり、
顔が隠れるぐらいの花の首飾りに埋まり、もう顔が見えないぐらい!
ずっしりとした重み、息苦しいわ!これがクック諸島流の最大の名誉です。

世界に誇る海洋資源保護政策を進めているクック諸島を誇りに思います。