みんなで一生懸命、全力をかけて剥いだジャンボハイビスカスツリーの革が、
女子たちが深く広げた川に次々に運ばれてきます。
水で泥を落とし、
長さを揃えて、綺麗に整頓し、束ねる。
それの繰り返し。
川は徐々にキリアウで埋まって行きました。
ほら、こんなにたくさん。
ただの木の皮。
でも、私たちにとっては汗の結晶の末にできた、大切なダンスの衣装の原材料。
ふと気がつくと、男の子が一人椰子の木にスイスイと裸足で登り、
椰子の木の葉を切り落とす。
そして、椰子の実も。
その場でなたで割り、飲む椰子のジュースは格別の味。
これぞ、アイランドライフ。
女子たちが椰子の葉を編む。
気分転換に遊んでいるのかなあ、と思っていたら、キリアウの皮を運ぶ網バックを作っていました。
Truly island styleです。
全てのキリアウが川に運び込まれ、束ねられたところで、
椰子の葉で編んだ籠に詰める作業。
全てのキリアウがヤシの葉の籠に上手に分けて詰められ、川から運び出されました。
さて、どうするのでしょう?
つづく