コロナウィルスが世界の人々の日常生活のニューノーマルのひとつとした、コンタクトトレース。
QRコードのスキャンで、ウィルス感染者との濃厚接触を追跡&通知するシステム、 クック諸島にもあります。
幸運なことに、現在でも世界でも珍しい感染者がゼロのクック諸島。
今後、安全に国境をオープンし観光客を迎え入れるための準備の一つとして設置&周知活動がされています。
現在までに、ラロトンガ島では、400の団体(政府機関、役所、ホテル、レストランなど)がQRコードスキャナー設置が完了し、7,000人以上がQRカードを保持しているということです。
ラロトンガの現在の島民は約15,000人と理解するので半数がQRコードを所持していること。
少し疑問な数ですが、広まっているということは確かなようです。
現状、日常的にスキャンしている割合は少ないのがクック諸島の事実。
2020年4月16日にコロナウィルスフリーの国として、首相が正式に宣言してから
感染者が現在までゼロ。
島にはマスクをしている人もおらず、2020年3月頃は主流な考えであった 「3密を避けよう!」ということも全く気にすることはなくなりました。
今、島ではコロナウィルスは別世界のことのようにニュース報道されています。
”We are too relaxed
We need to plan & prepare
私たちはリラックスしすぎている
コロナウィルスに関して計画し、準備をする必要がある”
と、観光客も啓もう活動を進めています。
その一環として、現在観光局が行っているCookSafeを広める活動。
国境が開いた場合は、おそらく入国する観光客のみなさんもこのQRコードを発行し
住民と観光客の安全をモニターすることになるのかなあ、とは想像します。
3月中旬から国境が閉ざされ、既に10ヶ月。 観光客がいない島ののんびり日々がすっかり日常になってしまいましたが 島の人々は再び海外からの観光客のみなさまを迎えることができる日が来ることを心待ちにしております。
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