テマエヴァヌイ祭りの準備が進んでいます。
ポリネシアンダンスの舞台には欠かす事のできない衣装の一つ、フラスカート。
クック諸島では、キリアウスカートと呼ばれます。
Kiri = 皮、Au = ジャンボハイビスカスツリー
その名の通り、ジャンボハイビスカスツリーの木の皮からできているからキリアウスカート。
原材料の名前そのものだったのですね。
ジャンボハイビスカスツリーの話はこちらを参考に。
ラロトンガ島のビーチや山によく見られる名前から想像つくような、ハイビスカスの花を咲かせる大きな木です。
北クック諸島チームの人たちのキリアウスカート作りに同行しました。
最初は男女別に仕事。
男性軍はナタを片手に、皆でジャンボハイビスカスの森に入ります。
各自散らばり、それぞれ切る枝を見定めて、豪快に切りおとします。
できるだけまっすぐ長く、枝分かれしたいたり継ぎ目がないものがベスト。
長さは3-5mぐらいでしょうか。
切ったら、数本まとめて持ち一気に森を駆け下ります。
これの繰り返しを、みんなでひたすら繰り返すこと数時間... .... ...
一方女性たちは、
近くの川の底を掘り、石を拾い、川の幅を広く、深くと歌応対ながら楽しく作業。
なんの為だろう?と想像を膨らませながら私も手伝う。
その隣では、
ぶたさん家族が、あなたたち今日はなんでそんなに一生懸命働いているの?と人間観察中。
数時間でこんなにたくさんのジャンボハイビスカスの木の枝が集まりました。
男性軍、お疲れさまでした。
でも、まだまだ作業は始まったばかりです。
つづく